「だからぁ~~~ごめんってー」
「まじイテー」
只今、登校中。
でもって、謝り中。
・・・何について謝ってるかって、
早起きになれてないウチを雷斗は、起こしに来てくれたんだけど・・・
それを、うっさいぃ~~!!って引っぱたいてしまった件。
いわゆる、ビンタw
「本当に・・・申し訳がありません。」
「・・・敬語オカシイからー。」
「・・・ごめん、まぢごめん。ごめんね?」
本当に、ごめん。ウチこんなんだったら・・・
いつか追い出されちゃうのかなー・・・
だったら、また一人ぼっちになるのかなー・・・
「・・・ひくっ」
え・・っ
ウチまさかの泣いてるー?
「はっ?えーっ?どーした??」
「いや・・・、気にしないでー。ウチの勝手な考えに勝手に虚しくなっただけ・・だから・・・」
ほんとウチってアホなのかも・・w
すぽっ
「えーっ?雷・・斗?」
抱きしめられてる?
「はぁー、こんな派手なのに泣いてたらまた男よってくるよ?」
「やだぁ~」
「じゃー、凛華が泣きやんだ行こうなー?」
よしよしっと頭を撫でてくれる。
「昔も・・こんな事沢山あったねー・・。やっぱ雷斗によしよしされると落ち着くー。」
「ほんと、人前じゃ泣かないのに俺と兄貴の前だけでは、すーぐビービー泣いてたよな~~」
ムカっ
「うっさい~!」
「あっ泣き止んだー?」
「うん!バッチリ☆」
雷斗が離れる。
ってかぁー
「雷斗香水いいにおいだねぇー。雷斗っぽい♪」
「さんきゅー、・・・てかヤバ~~!!」
「えーー?」
あっ
「「ヤバイー!!!時間~~~~~!!!」」