陸斗と可愛いメルヘンチックな階段を上がっていく。
お母さんがメルヘンチックな感じが好きなんだって。


てか、聞いてみよ♪


「ねえー・・」


「なに?」


「もしかして、雷斗くんって凛華ちゃんの事好きなの?」


「はっ?えっ?何で知ってんだ!?」


ふふ・・☆

「女の感?」


「すげぇ~、女の感・・。」


「いつからなの?」


「いつから・・?いつからだっけ?」


陸斗が考えるくらいだから・・・


「そんなに昔から?」


「あぁ、俺等と凛華は幼少時代からずっと凛華が転校するまで一緒だったし。」


転校?

「凛華ちゃん転校したの?」


「小2になる前にな。」



ここから、あたしが聞いた話はこうだ。

小2になる前に凛華ちゃんが転校し、雷斗くんが大泣きしたこと。
1ヶ月前から凛華ちゃんについて調べ居場所を突きとめた事。
凛華ちゃんが、超強い地元で有名なヤンキーになってた事。


「だからさ、俺的にはさ、、」


「ちゃんとした学校生活を送ってほしいけど・・、凛華ちゃんに昔やられた奴等がやり返しに来るかもしれないってゆう心配があるんでしょ?」


「あぁ・・・。」


ほんと陸斗は、いつもハイテンションでチャラっぽいけど・・心配性なんだから♪


「大丈夫だよ!雷斗くんいるし」


そうだよ。大丈夫。
いざとなったら、あたしだって・・・


~莉歌Side終~