それはとても温かかった。



触れると壊れそうな気がして


触れるとすべてが包まれる気がして


自分の醜さを隠したくて


触れるのをためらっていた。


だけど


それがどうしとも僕には必要で


ずっと求めていたもの




気づかないフリをしていただけで


本当は気づいてた。


いつも近くにあるんだってこと。


見落としがちだけど


気づかないだけで


本当はいつも愛に包まれている。


愛が溢れている。