「なぁ、今週の日曜日空いてる?」 “日曜日“と指し渡された紙を見て、バカなあたしにもわかった。 「あ、あ空いてるよ」 あたしより、はるかに背が高い廉を見上げ笑顔で答える。 「その顔反則な」 肩に手が伸び、ギュッと抱きしめられる。 「俺以外の男に絶対そんな顔すんなよ。な?」 次は耳元で甘く囁かれる もうダメ。廉こそ反則だよぉ…