沈んだはずのほのかちゃんが、誰かに抱きかかえられているように、仰向きで水面に顔を出し、ゆっくりと岸に近づいてきました。

『・・・』
達也おじさんはゆっくり、優しく、ほのかちゃんを水面から抱き抱えました。

そのままゆっくりと、草むらに寝かして、ほのかちゃんの胸へ耳を当てました。