『どーした!大丈夫か!?今いくぞ!!!』

その声を聴いた畳屋の達也おじさん、鈴木肉屋のおじさん、立石床屋のおばさん、近くを歩いていた沢山の人々が懸けつけてくれました。
『ドッポン!』
はるかちゃんの後ろの方から、誰かが池に勢いよく飛び込む音がしました。

はるかちゃんが、音の方を振り返ると…
かっちゃんの姿が見当たりません。

『え?かっちゃん…まだ綺麗になってないのに…お水に入っちゃったの?かっちゃん!?駄目だよ・・・』