『俊もさ~意外だね!紅茶とか、うけるわ!……うちらお菓子持ってきたから、あけていい?』 「ああ、サンキュー」 お菓子を食べて、紅茶を飲んで。 ごくごく普通の光景だった。 『あ、今日うち早めに帰らなきゃだから俊樹送ってって~!亜実は、俊にまかせるから!』 『なんで俺が唯の世話係なんだよ……』 ふざけあっている横で、亜実の目付きが変わった。 鋭くなった気がした。