『あと、5%。それは、身近な人物がにぎってるかもな』 「―――――それってもしかして」 『さあ、帰る時間だろ。………ありがとな』 急かす活田。 しかし、活田はその足りない5%のことを知っているのだと、瞳が語っている。 「それが何だか、教えてよ」 『俺ができるのはここまでだ。―――俊、お前はいいヤツだな』 「待てっっ……活田……」 『何だ?』