「ピンク、止めてくれ。王子様が起きてしまう。」


「そうだね~。赤の言うとおりだよ~」



のんびりと紫が言った。





「白はどう思う?ここに王子様がいることに?」



「黒くん。見たとおり、家出か、追い出されたんでしょう。」




双子の黒と白は二人だけで話し始めた




「うぅ~ん・・・。あ、どうも。お邪魔しております。」




王子が起きた。




「王子様、こんばんは。このような家に何か御用ですか?」




「おい、赤。そんな口の利き方するんじゃない。」





「だって青、この人が勝手に家に上がりこんで、勝手にベットで寝て。」






「でも、しかし「あ、すみません。今どきますから。」




そう言って王子様はベットから降りた。




「あぁ、王子様。いいですよそのままで。で、どうしたんですか?このようなところに来て」



「いや~。僕も分かりませんよ。何かね、急に狩人に一緒に狩に行ってくれませんか?って言われて・・・そうしたら、逃げてくださいって言われてねぇ~」