ギィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィっ




「シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ。静かにあけなさい!」





「青さんの方がうるさいですよ!!!」




「ああ、すまんすまん。ところで誰かいるか?」







そう言って大人たちは家の中を探し回った。





「青さん、青さん。俺たちのベットで、誰か寝てますよ」




「本当か?黄色ありがとう。」





青たちは、静かにベットに近づいた。






「すぅすぅ・・・;」




そこには美しい王子様が眠っていました。



「ほほぅ。これは、これは。どこの誰かと思えば、右隣の国の王子様ではないですか。どうしたのでしょうかね?」






「緑、お前はこの坊ちゃんを知っているのか?」







「知っているも何も、この王子のお父さんはホモ的な人らしい噂だったしな。まるで昔読んだ、物語に似ている気がするから、なんとなく覚えていただけだ。」





「流石、ミドリンね。惚れ直しちゃう☆」




「ピンク、いつも思うが気持ち悪すぎて、聞いているこっちまで吐きそう。」





「まぁ。赤はいつも毒を吐くのね。ひどいわ」




しくしく、と泣きまねを始めた