「なめてるわけ!?」 「そうよ!! あんた調子乗るのもいい加減にしなさいよ!!」 「男タラシのくせにっ!!」 うるさいなぁ。 男タラシじゃないってば。 まぁ、こっちの話なんて聞かないんだろうけど。 さっきは甘い猫なで声出してたくせに、今は暴言吐き法大。 呆れて言葉も出ない。 「あのさぁ…」 ここまで言われると、黙ってるっていうのも嫌だよね。 「本性、あんた達の大好きな男達にバレちゃったけど?」 ニヤッと笑ってそう言う。