それでも君を愛してる



「奥田学園からきました、川島愛美です。よろしくお願いします。」



目があった瞬間、心を打ち抜かれた感じ。


心臓がやけに速い。




一体何なんだ!?




「おい、健?」
大吾の声にも反応できない。



これが、一目惚れってやつ?





愛美の席は俺の後ろだった。




神がくれたチャンスとはこういうことか?