「相変わらず馬鹿だよな、藤。」 「健に言われたくないし。」 紗理奈が藤をかばった。 「それにしても〜、女の子だって!」 大吾のテンションが上がった。 「紗理奈みたくうるさいやつは、ごめんだ。」 「何ですって〜!?」 また始まった。 多分大吾は紗理奈の事が好きなんだと思う。 まぁ勝手な考えだけど。 ふと空を見上げた。 青い。めちゃくちゃ青い。 今日は公園でみんなでキャッチボールでもするか!