「ほんとに待っててくれたんだ。」 バイトを終えた井上と店の前で再会した。 「おい、相沢。無断でバイト先に押しかけてきたんだしジュースぐらいおごれよ。」 井上は無理矢理、相沢を自販機まで連行していった。 相沢とは対照的な明るい茶髪の井上は夜でもよく目立つ。 ここからは聞こえないけど二人はどのジュースを買うか口論しているように見えた。