「そっか……着いて行こうか?」 私は首を振った。 相沢にそこまで迷惑かけたくない…… 私は立ち上がった。 泣きすぎて酸欠で足元がおぼつかない。 それを見かねた相沢は私の腕を支えて病室まで連れていってくれた。 正直すごく頼もしかった。 一人ではお母さんに会う勇気がなかったから……