-待合室-




『桐生………』




麗が不安そうな顔で俺の所に来た………



俺はすっごい不安な気持ちでいっぱいだった……。




「麗ッ……診察どうだった……??」




『うん…、体はどこも悪くないんだって……だけど……』





「麗??」




麗はしたを向いたままなにも言おうとしない………




「俺は麗の事ならなんでも受け止めるから、だからちゃんと話して??」





『…うん……』





『あのね…………』