「どうもユウサン♪お久しぶりですネ。」

ピエロがいる。

私は真っ暗で何もないところで、いつの間にか立ち尽くしている。

私とピエロがいるところだけスポットライトが当たっているように明るい。

暗闇に浮かび上がる白黒ピエロ。

すごく不吉。

「なんで私はこんな所にいるの?」

「未来の国の城から逃げる途中で気絶したんですヨ。覚えてませんカ?つまりコレは夢デス。」

「あ、そうか。」

なるほど。っていうか…

「なんでアンタがここにいんの!?」

「フフフ☆お邪魔してマス。」

…よし、殴ろう。

前回シバくって決めたしさ。

回し蹴りの分くらいは、仕返ししてやらなきゃね。