コーヒー



飲んでいたコーヒーを一端机に置いてから



「確かめてみるか?」


「えっ??何を…?」



同時に身体を離す美里の隙を見計らい唇を奪う。




「…ン、んっ…―――」



何度も角度を変えて、キスを止めた。



「どうだぁ?味は?」


ゆっくり顔を覗き込むと、頬が少し赤くなっている。


「に、苦い…」