そのまま何も言わなかった。 無言の時間がすぎた。 でも居心地よかった。 手から伝わるぬくもりとか、 吐く息が白いこと 寒い夜道。 その全部が幸せだった。 携帯のアドレスを交換しよう、 とはお互いに言う気分には なれなかった。 何故かは分からない。 また会いたい、でも 自分から 会いたい と 伝える勇気がでなかった。