「嬉しい?」 なんて応えればいいか わからなかった。 言葉にするのが恥ずかしかった。 だから、行き場の無くなった手を 両腕を、彼の背中に巻き付けた。 「愛梨はやっぱり甘えん坊だな。」 そういって祐君も私の背中に 両腕を巻き付けてくれた。 ギューってした。 寒い冬の夜、人間のあたたかさを感じた。