「じゃあさ?こっちみなくていいから。 一緒に帰ろう?な?」 小学生を諭すかのような 優しい口調だった。 優しくされるだけ辛かった。 楽しい思い出が出来たって いくら明るい笑顔を見せられたって、 結局、現実にある私の日常は暗い。 いやなこと 辛いこと逃げ出したいこと 死にたくなるようなこと この人には何も知られたくなかった。