自殺衝動×愛されたい


「からかってるの?

 このミニーちゃんのキーホルダーはね

 好きな人からのプレゼントなの。」


そういって祐くんを睨んだ。

手のストラップをギュッと握りしめた。


私が怒っているのに対し、

彼は動じなかった。


「さて、携帯も奪い返せたことだし

 お家に帰りますか?お嬢さん。」


「えっ…。」