「何してんの?」



声に反応し、後ろを振り返った。

そこには20代ぐらいの青年がいた。


彼は不審な目で私を見た。




「別に…」


「あんた今にも死にそうな顔してるね」


「…え?」


なんで知らない人にこんなこと

言われなければならないんだろう。


そう思った。