俺の言葉が理解できないのか、結乃は黙ったまま涙を流している。
「このドレスを着ても着なくても、結乃は綺麗だと思う。
初めて会った時から、惹かれてたって事は言っておく。
まあ……一目惚れだな」
結乃に会ってから今までの俺の気持ちの変化を、少しずつ話すつもりでいたけれど、まさか今、一目惚れしたことまでを言うつもりはなかった。
それでも、あまりに似合いすぎてるドレスと、誰にも見せたくはないと思う結乃の泣き顔を目の前に感じて、俺の思いは隠せない。
結乃にしてみれば、自分が感知しないところで変わっていった俺の気持ちを受け止める事は難しいだろうし、信じられないだろう。
だからゆっくりと、俺の気持ちを注ぎ込んでいこうと思っていた。
穏やかに、少しずつ、結乃が戸惑わないように。
そう決めていたはずなのに。
結局、俺は大きく息を吐いて天井を見上げると。
「あー。無理だわ。俺、結乃が好きでたまんないわ」
気持ち全てを露わにしていた。
「このドレスを着ても着なくても、結乃は綺麗だと思う。
初めて会った時から、惹かれてたって事は言っておく。
まあ……一目惚れだな」
結乃に会ってから今までの俺の気持ちの変化を、少しずつ話すつもりでいたけれど、まさか今、一目惚れしたことまでを言うつもりはなかった。
それでも、あまりに似合いすぎてるドレスと、誰にも見せたくはないと思う結乃の泣き顔を目の前に感じて、俺の思いは隠せない。
結乃にしてみれば、自分が感知しないところで変わっていった俺の気持ちを受け止める事は難しいだろうし、信じられないだろう。
だからゆっくりと、俺の気持ちを注ぎ込んでいこうと思っていた。
穏やかに、少しずつ、結乃が戸惑わないように。
そう決めていたはずなのに。
結局、俺は大きく息を吐いて天井を見上げると。
「あー。無理だわ。俺、結乃が好きでたまんないわ」
気持ち全てを露わにしていた。

