「本当だ!!」 「確かに!!」 「湊、なんかあったか?」 みんなが、そう言うんだからやっぱり風邪ひいたんじゃない? あたしは、自分のおでこを湊のおでこにくっ付けた。 その瞬間、今以上に顔が真っ赤になった。 周りにいた人達は、理由がわかりニヤニヤしていたのをあたしは知らなかった。 「うーん、熱はないね。」