「あぁ…だけど、桜達の過去聞いてたのに…守れなくて…裏切ってごめん。」 煉が、そう言うと敦希も南も湊も頭を下げた。 いやいや。 もう、いいし。 あいつら殴れたし。 理由聞けたし… それに… 「あ…つき達は、友達…だ!!」 最後の力を振り絞って笑顔を振りまいた。 あたしが、そう言うと敦希達は泣き出した。