「お前らには、関係ない。ただ、近づくなって言ってるんだ!!」


だけど、やっぱり親を裏切るのなんて無理だ。


「はい…」


俺らは、どうしてこんなに弱いんだろう。
どうして、無力なんだろう。


まだ、桜と楓と関わっていた時の方が俺らは輝いていた。



「わかったなら、部屋を出ていけ。私たちは、今から大事な会議があるから。」