「んで?親には、話したんだね?あたし達の事。」 「あぁ…」 煉は、そのまま下を向いてしまった。 弱い男だな。 あたしは、煉の胸ぐらを掴んで言った。 「裏切ったのは、別にいいよ。だけどな、正々堂々とかかってこいよ。」 と、言ってからあたしは煉を殴った。 正々堂々とやるなら、これくらいじゃへこたれないよな?