「まずは着ている物引ん剥いて持ち物検査及び身体検査ね、危険物や校則違反の品物持ってたらイケナイね」

イケナイのは自分の行為だというのに、それをすっかり棚に上げて淫獣が迫る。

流石にたじろぎ、後ずさるチカと秋帆。

そこへ。

「秋帆君、下がって!」

雛菊が庇うように前に出る。

「んんん?」

またも風紀委員長の足が止まった。

「これはこれは、転校生の雛菊さん」

好色に歪む18禁の表情。

「君が秋帆君の身代わりになるのかね?」

まずは言葉責めで雛菊の羞恥を煽ろうとするが。