真菜をチカが、雛菊を秋帆が庇うように立つ。

「おや?」

歩を進めようとした風紀委員長が足を止める。

「どういう態度かな?それは」

「ひひひひひひひひ雛菊ちゃんは僕が守ります…!」

おお、男らしいぞ秋帆、やる時はやるな。

「真菜は下がってな。いざとなったら僕が…」

チカも女装ながら凛々しい表情を見せる。

「ふぅむ…」

そんな二人を見つめる18禁風紀委員長。

「色白眼鏡男子に女装っ子…結構結構…」

風紀委員長の口元から、色欲に塗れた涎がジュルリ…と垂れる。

「大好物ね♪」

「「この人好き嫌いナシかぁあぁあぁあぁっ!」」