店内の一角に、キーホルダーがぶら下げられていた。
木彫りの、何だか不細工な顔をした人形のキーホルダー。
これならご当地ゆるキャラの方がよっぽど可愛いのではないかという不細工具合だ。
『幸運を呼ぶ!ムカッチャパピリア守り神キーホルダー』
そう銘打たれている。
(この国の守り神は随分とイケてない顔なのね…ご利益なさそう…)
指先でキーホルダーをぶら下げ、ジト目で見つめる万里。
(でもまぁ…不幸体質の千歳なら、持ってて損はないかもね。不運が改善はされても、アレ以上悪くなるって事はないでしょ…)
何となくその不細工キーホルダーを手に、レジへと向かう。
(土産物屋色々回るのもめんどくさいし…買わなきゃ買わないでちょっと心苦しいしね…)
木彫りの、何だか不細工な顔をした人形のキーホルダー。
これならご当地ゆるキャラの方がよっぽど可愛いのではないかという不細工具合だ。
『幸運を呼ぶ!ムカッチャパピリア守り神キーホルダー』
そう銘打たれている。
(この国の守り神は随分とイケてない顔なのね…ご利益なさそう…)
指先でキーホルダーをぶら下げ、ジト目で見つめる万里。
(でもまぁ…不幸体質の千歳なら、持ってて損はないかもね。不運が改善はされても、アレ以上悪くなるって事はないでしょ…)
何となくその不細工キーホルダーを手に、レジへと向かう。
(土産物屋色々回るのもめんどくさいし…買わなきゃ買わないでちょっと心苦しいしね…)


