あと5センチ。 4センチ。 3センチ。 2センチ。 やばい。 誰か、誰かだれかー!!! もうだめ。 そう思ったとき。 ガラッ!! 「おはよう! ホームルーム始めるぞー」 絶妙のタイミングで、 先生がきた。 ホッと胸を撫で下ろす女子たち。 みんな席に着いていく。 「…チ。いいとこだったのに」 ボソッと桜井くんが呟いた。 「よかったぁ~」 私も、誰にも聞かれないように呟き 席についた。