それでも大家さん。


馴れ馴れしくは出来ない。


「今日から、こちらでお世話になる茅野です。


鍵を頂きたいんですけど…」


「ちょっと待ってね」


そう言うと、ゆっくり…本当に超スローペースで奥に入っていった。