凛が部屋を出て行くのを見送った後、パジャマを脱ぎながら、ふと、壁に掛けているカレンダーに目をやった。









凛と同居し始めて一週間。

社長に頼まれ、同居するはめになった。


いつまで同居生活が続くのか、全く分からない。



「脱ぎましたか?」

「ちょっ、覗くな!」

「覗いてません。あなたの体は覗く価値もないです」






ただ、一週間一緒に過ごして分かったことは



「とりあえず急いで下さい、おばさん」






凛が物凄く毒舌で生意気で可愛くないということであった。