「あ?」 学ラン金髪男子は暗く低い声であたしに一言そう言った。 「………っ!!」 あたしはその一言で何も言えなくなる。 ……怖いよ。 「やっぱり弱えくせに…バカが」 「…………………」 何も言い返せない。 あたしは下を向いて口を閉じた。