最初は嫌で嫌で仕方なかった。
「こんな男と住めるか」って「最悪」って……本気で思った。
でも、隼人と生活していくうちに
隼人の優しさに触れるたびに
だんだん貴方に惹かれていった。
傷だらけになって私を守ってくれて
謝った私に対して「謝るな」って言ってくれた。
私がこれ以上傷つかないように、精一杯優しくしてくれた。
いつの間にか、貴方と暮らしていくことが楽しくなったの。
でも、それは私だけなんだよね。
隼人は嫌で嫌で仕方ないんだよね。
それなのに、調子に乗ってこんな所まで告白をしに来るなんて……バカみたい。
隼人に迷惑をかけてるだけじゃない……。

