…………え。
一緒に住んでると、付き合ってることになるの?
ええ!!??
あたしの頭の中は完全にパニック状態。
そんな時に、聞こえたのは隼人のため息。
………………。
そうだよね。
少しの間でも、親友に私と付き合ってるなんて勘違いされるのは嫌だよね。
「俺らの状況はそんな簡単なものじゃねえの」
「どゆこと?」
「………無理矢理。……ババァに勝手に仕組まれたんだ」
隼人の低い声が耳に残る。
言ってることは何一つ間違ってない。
お互いのお母さんにセッティングされて、この状況になった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…