「知らねぇ 自分で全部食え」 「は……はぁ!?」 背中に直紀の声を聞きながら俺はポケットに手を入れて歩き出す。 ダルいし次の授業サボるか……。 そんな俺の考えを打ち消す直紀の声。 「隼人待てよ!!」 「隼人!!!」 「ー…………」 背後で聞こえていた直紀の俺への問いかけも……しばらくしたら聞こえなくなった。