出勤すると待っていたのは、当たり前のようにいつもと変わらぬ日常であった。
陰気だ無表情だと上司に罵られ、同僚や先輩・後輩にも打ち解けられず孤立状態。

今すぐにでも飛び出していきたい衝動を抑えながら、表面上は何も感じないかのように、ただ黙々と仕事をこなす。
そして心身共に疲弊しきって、いつも通りに家路につく。

同じ毎日の繰り返し。
嫌な日常の繰り返し。


もう全てが、どうでも良かった。