「どう??」 「すっごい可愛いです!!ありがとうございます!!」 私は椅子から立ち上がり、お礼を言う。 すると榊原君が近づいて来た。 「夏樹!!どう??麻央ちゃん可愛くなったでしょっ!!」 お姉さんは自慢げに榊原君に言う。 「ああ、可愛い」 榊原君は真顔で言った。 真顔で言えるなんて… 私は照れ笑いをし、再びお姉さんに視線を戻した。