冬の幻

彼と出会ったのは確か7年前だっただろうか。

友達の家庭教師だった。

一目惚れした私は家に帰って家族に嘆願した。

父親の居なかった私はその頃からませていて年にもあわない派手な格好ばかりしては年上に恋していた。