佐々木かー。元気かなー?



中学の時の記憶を手繰り寄せていると、ふと机の上に置かれている携帯が視界に入った



葉名がリボンを手にし鏡に向かうときに、そこに置いて忘れていったのだ



「あーもぉ!葉名ってば」



携帯を手にとり体をドアの方に向け一歩踏み出したけど、ふと足を止めた