「…いいけど…葉名(ハナ)の学校、そういうのウルサイでしょ?大丈夫なの?」



そう言いながらもリボンを手渡す仁子



「そうだけど大丈夫!使うのは放課後だけだから!」



「放課後?」



訝しがる仁子に、ジャーン!と言いながら
携帯の画面を見せてきた葉名



「佐々木先輩が放課後会えない?って!」



そこには
日付から確認すると、つい2分程前に送られてきたメールが表示されていた