ピンクなレース




仁子は、ある程度自分の番まで余裕があるとふんで




誰かに便乗しようと



まぁ、ぶっちゃけ
誰かの自己アピールをパクってしまおうと考えていたのだが



いざ自分の番になり、立ち上がると頭が真っ白になってしまい




思い出した…というか、頭に残っていたのが

たった今、自己紹介をおえた
前の席の堺くんの自己アピールだけだった