千夜。



車椅子に座り、明の元へ。


明は、冷たくなりもうあの太陽のような笑顔は見せてくれない。


「明…。

私、明のこと絶対忘れない。
たとえ、私に彼ができても、子供ができても、明のことは絶対に忘れないよ。
私の初恋の人、私が最も愛した人だから。」


そこで、またいっぱい泣いて病室に戻ってきた。


病室に戻ってきても涙が溢れてきて泣いた、いつの間にか眠っていたみたいで夢に、また明がでてきてくれた。


一言も喋らずただただ笑顔の明。



「~……」