だけど。悪魔こと彼方は許さない。

「告白?何て言われたんだよ?」

「えっと、好きです?」

あたしが言い終えると同時に、怒鳴る。

「はっ??お前は俺をそんなに怒らせたいか?
わかってんの?お前は俺のモンなの!
俺から離れるなんて生命の理に反するんだよ」

まさかのキレ気味?でも、彼方のセリフは嬉しい。

「彼方大好き。あたしも彼方だけだよ」

あたしは彼方に抱きついた。

その後、彼方と甘い時間を共にしました。

原澤くんは危うく退学になるところだったけどね。

彼方の力は甘く見ちゃイケナイってことを改めて知ったのでした。