ガラガラガラ
「「失礼しまーす」」
私と優梨は「せーの」
と声を合わせ、職員室のドアを開けた
「おお、随分と早かったね」
「「おはようございます」」
「とりあえずこっちに座ってなさいな」
担任らしき先生に座るように言われた
そして一枚の紙とボールペンを渡された
「風紀…委員会?」
「ふーきいいんかい?」
「この学校にはまともな生徒が居なくてね
是非とも梁嶋さんと武藤さんに風紀委員会へ入ってもらいたいんだよ」
「ふーきいいんかいって何するんですか?」
優梨が先生へと問い訊ねた
どうやら風紀委員会が何か分からない様だ
