【実話】かげおくり~また君に恋をしたい~

散らばったお土産を次の日康平に渡そうと思ったが、会いに行く勇気なんかなかった。


もっと傷つけない言い方をすれば良かったのかもしれない。


好きな人が出来たでも、進路がバラバラになるからでも、いくらでも別れる理由なんかあったはず。


1番出したらいけない理由を出したのは、康平に私を嫌いになってもらいたかったから。


嫌いになれば先に進むのも早いはず。


私とのことを引きずらないでほしかった。


それにもし、友達でいようなんてなったら、私はきっと康平に甘えてしまう。


寂しさを埋めるために利用するかもしれない。


学校で康平の姿を見る度に、傷つけてフッた罪悪感を感じた。


だけど、好きじゃなかったのは事実…。


好きじゃないのに、居心地の良さに甘えて付き合い続けた自分がいけなかったんだ。