歩いて

久しぶりに直斗から連絡が入った。



会うことになった。



会うのはお葬式の日以来。



ちゃんと話をするのは、由亜に取り返しのつかないことを言った日以来。



直斗ともあの日以来ちゃんと話ができていない。



きっと直斗は私のことを恨んでいる。



由亜が死んだのは私のせいだと直斗が一番知っている。



私は逃げない。



直斗に何をいわれても私は受け止めなければならない。



私が、4人の関係を壊し、



由亜を死に追いやった。