歩いて

お葬式から3か月ほどたった。



もう季節は冬になっていた。



時間がたつのは本当に早い。




私自身、気持ちの整理もつき始めてきた。




由亜が亡くなってすぐの時は何も手につかなかった。




食べることも寝ることも、息をすることも。




すべてが空しかった。



すべてが罪悪感に感じた。



由亜のことを考えるが、なにも考えが進まない。



考えがいつもあの日のことから進まない。




私が、由亜に取り返しのつかないことを言った日。




由亜が死んだのも私のせい。




私は、そのことを一生背負わないといけない。




由亜に許してもらおうなんて思わない。




私ができること。




それが私の生きている実感。